QRコードリーダ「CP-01」

QR Code Reader「CP-01」は、携帯電話の液晶画面に表示されたQRコードの読み取りに対応したQRコードリーダです。
  • 専用ハードウェア・ソフトウェアによる優れたコストパフォーマンス。
  • 液晶画面だけでなく紙媒体上のQRコードや各種1次元バーコードの読み取りも可能。
  • 標準でキーボードウェッジ機能を備えたソフトウェア。
  • 暗号化やスクリプト実行などシンボルデータによる多様な機能。
  • アプリケーションとの連係を容易に実現するActiveXコントロール。

携帯電話やシンボルを印刷したカードなどによる販売促進、入退室管理、電子チケットなど様々な用途にご利用いただけます。
QRコードリーダ CP-01

販売価格 28,000(税別)

動作環境

対応OS
日本語Windows 7、8、8.1、10(64bit版でも動作可能)
対応PC
PC/AT互換機(DOS/V機)、USB2.0ポートを装備した機種
CPU
Intel Pentium4 1.4GHz以上(2.4GHz以上を推奨)
メモリ
256MB以上(512MB以上を推奨)
ハードディスク
30MB以上の空き容量
備考
画像の解析・デコードはPCのCPUで行います。
PC1台に付き使用できるリーダは1台のみです。
本製品のソフトウェアは、カメラからの画像を常に取得・解析しておりPCのCPUを継続的に使用しますが、処理は間隔を空けて周期的に行っており、負荷は画像の内容や変化量、CPU使用率に応じて調整されます。 CPU以外の周辺機器も動作に影響しますので一概にどれだけの能力が必要を定めるのは難しいですが、一定の負荷が掛かった状態でも読み取りやアプリケーションの動作に支障がないことを目安にCPU条件は定めています。

スペック

ハードウェア(カメラ)

インターフェース
USB規格2.0準拠
(ドライバはOS標準のものを使用)
画素数
30万画素(VGA 640×480ピクセル)
電源
DC5V(USBポートより供給)
外形寸法
幅72×高さ83×奥行90mm
読み取り視野
横38×縦50mm
USBケーブル長
約1.5m
本体質量
約170g(ケーブルを除く)
その他
照明用に白色LEDを4個内蔵しており、外光が全くない状態でも紙媒体上のシンボル読み取りが可能です。
寸法図(クリックすると拡大図をご覧いただけます)
CP-01寸法図サムネイル。クリックすると拡大図が表示されます。

読み取り能力

QRコード
  • ・QRコード モデル2(モデル1、マイクロQRコード、他の1次元、2次元シンボルには対応していません)
  • ・FNC1モードを使用したシンボルは読み取れません
  • ・ECIモードを使用したシンボルは、ECIインジケーターを無視して読み取ります。
  • ・分割されたシンボルは分割(連結)情報を削除し、データ部のみを読み取ります。
  • ・紙媒体では、セルサイズ0.33mm以上、型番24以下
  • ・液晶画面では、セルサイズ0.4mm(推奨0.55mm)以上、型番13(推奨8)以下
バーコード
  • ・JAN-8、JAN-13、UPC-E、ITF(Interleaved 2 of 5)、CODE-39、NW-7(CODABAR)、CODE-128
  • ・紙媒体では、モジュール(バー最小描画単位)サイズ0.25mm(推奨0.33mm)以上
  • ・液晶画面では、モジュールサイズ0.4mm(推奨0.55mm)以上

機能・特徴

様々な携帯電話に対応

本体の形状やヒンジ位置、液晶画面のサイズや解像度、バックライトの明るさなどを考慮し、様々な携帯電話に対応しています。
様々な形状の携帯電話に対応しています。

ダイアログウィンドウによる簡単設定

動作設定はダイアログより容易に行えます。
動作設定は、設定ダイアログで用意に行なえます

ソフトウェアキーボードウェッジ

  • 読み取ったシンボルデータは仮想シリアルポートなどを介さずに直接アプリケーションにキー入力データとして送られます。
  • キー入力データはテキストエディタをはじめワープロ、表計算などあらゆるアプリケーションへ正確に送ることができます。
  • 漢字、半角カタカナにも対応しています。
  • 設定によりデータ終端に[Enter]、または[Tab]を追加することができます。
  • ウィンドウタイトルにより特定のウィンドウをフォアグラウンドに移動し、そこへキーデータを送信することも可能です。

アプリケーションとの連携

  • 専用ActiveXコントロールによりVisual Basic(VBAを含む)で開発されたアプリケーションと簡単に連係できます。
  • データ読み取りをイベントとして通知、ボタンクリック時などと同じようにイベントハンドラ内にコードを記述し実行させることができます。
  • シンボル情報(データや型番)は、イベントハンドラのパラメータとして渡されます。
  • カメラの接続、取り外しもイベントとして通知されます。
  • 撮影中画像を取り込むコントロールも用意しており、任意のタイミングで撮影画像をファイルに保存することも可能です。ウィンドウタイトルにより特定のウィンドウをフォアグラウンドに移動し、そこへキーデータを送信することも可能です。

暗号化シンボルに対応

  • Camellia(カメリア)を利用した独自フォーマットの暗号化データに対応しています。
  • あらかじめパスワードを設定しておくことで自動的に解読を行います。
  • 前述のActiveXコントロールによってもパスワードを設定することができます。
  • 暗号化データのQRコードシンボルは、サイテック社『QR Code Editor』や『QR Code Label Control』によって簡単に作成できます。
  • 氏名などの個人情報を第三者に読み取られないようにしたり、有効期限などのデータ改ざん防止にも使えます。
  • 暗号化データのフォーマットについてはこちらをご覧ください。

独自機能シンボルデータ

シンボルデータの先頭に識別子文字列を加えることで以下のような動作をさせることができます。
識別子
動作
解説
%CMD%
コマンドの実行
プログラムを起動、またはプログラムと関連付けられた拡張子を持つファイルを開きます。
%VBS%
スクリプトの実行
シンボルデータをVBScriptとして実行させることができます。
※仕様、構成部品などを予告なく変更することがございます。また、商品の色合いは、実物とは多少異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。